2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧

読んだ本 柳沼行『ふたつのスピカ』6〜9

柳沼行『ふたつのスピカ』6 メディアファクトリー、2004年 (726.1?) 柳沼行『ふたつのスピカ』7 メディアファクトリー、2004年 (726.1?) 柳沼行『ふたつのスピカ』8 メディアファクトリー、2005年 726.1 柳沼行『ふたつのスピカ』9 メディアファクトリ…

読んだ本 良知力『青きドナウの乱痴気』

良知力『青きドナウの乱痴気』平凡社、1985年 229p 234.6 概念が余り登場しない文章。理論や構造ではなく細部に亘る具体の記述から話は始まる。だからこそ「プロレタリア」とか「市民」と云った語が使用されて表現される時の重みが違う。 描かれるのは1848年…

読んだ本 岩城宏之『音の影』

岩城宏之『音の影』 文春文庫、2008年 299p 762.8 頭文字のABC順に作曲家を取り上げてその作曲家に関する話を綴ったエッセイ。当然だがアルファベット毎に濃淡はあり、数人まとめて取り上げて一回で終わってしまう頭文字もあれば、Bのようにベートーヴェン・…

読んだ本 岡田暁生『西洋音楽史』

岡田暁生『西洋音楽史』中公新書、2005年 762.3 別に音楽史に限ったことではないが、過去の人物や事件のそれぞれについて記述したものを単純にまとめただけで「歴史」を記述したつもりになっている本は少なくない。そういった形式の、事典或いはアンソロジー…

読んだ本 萩尾望都『ポーの一族』

萩尾望都『ポーの一族』1-3 小学館文庫、1998年 726.1 少女漫画の歴史に名を残す名作として知られる作品。辻惟雄『日本美術の歴史』(東京大学出版会、2005年)で古今の美術作品と共に平然と取り上げられていたのを覚えている。ただ私の周囲だけなのかもしれ…

入手した本

佐藤忠男『長谷川伸論』岩波現代文庫、2004年 910.268 大岡昇平『レイテ戦記』中巻 中公文庫、1974年 915.9 石井寛治編『近代日本流通史』東京堂出版、2005年 675.4 越沢明『後藤新平』ちくま新書、2011年

読んだ本 坂野潤治『明治国家の終焉』

坂野潤治『明治国家の終焉 1900年体制の崩壊』ちくま学芸文庫、2010年 257,4p 312.1 『大正政変』(ミネルヴァ書房、1982年)を改題・加筆訂正した物。予算問題を巡る政友会・元老・陸軍・海軍・国民党などの非政友派・貴族院など各政治勢力の動きを丹念に追…

読んだ本 齋藤純一『公共性』

齋藤純一『公共性』(岩波書店、2000年) 120p 311.13 思考のフロンティアシリーズ第1期の一冊。ハンナ・アレント*1、ユルゲン・ハーバマスからカントまで公共性を巡る思想を辿り、随所に現代社会の問題への関心と思考を反映させつつ、公共性ってなあにとい…

入手した本

E.H.カー 原彬久訳『危機の二十年』岩波文庫、2011年 羽田正『新しい世界史へ』岩波新書新赤版、2011年 羽海野チカ『3月のライオン』第5巻 白泉社、2010年 726.1 羽海野チカ『3月のライオン』第6巻 白泉社、2011年 726.1 桜井英治『贈与の歴史学』中公新書、…

入手した本

児玉幸多『日本の歴史 18 大名』小学館、1975年 347p 210.1 オルテガ・イ・ガセット 神吉敬三訳『大衆の反逆』ちくま学芸文庫、1995年 302p 230 やまむらはじめ『天にひびき』第3巻 少年画報社、2011年 (726.1?) やまむらはじめ『天にひびき』第4巻 少年画報…

読んだ本 木村靖二『二つの世界大戦』

木村靖二『二つの世界大戦』世界史リブレット46 山川出版社、1996年 90p 209.7 世界史リブレットの特色は高等学校世界史で取り上げられている水準の知識を有していれば読むことが出来るように配慮されていることだろうが、それぞれの巻は大抵(1)高校世界史の…

読んだ本

やまむらはじめ『天にひびき』第1巻 少年画報社、2010年 (726.1?) やまむらはじめ『天にひびき』第2巻 少年画報社、2011年 (726.1?) 物語は9年前の、或る交響楽団と或る少女との間で起きた信じがたい出来事から始められる。当時その場に居合わせた少年…

読んだ本

羽海野チカ『3月のライオン』第1巻 白泉社、2008年 726.1 羽海野チカ『3月のライオン』第2巻 白泉社、2008年 726.1 主人公は訳在って東京のマンションで一人暮らしをしている17歳の高校生。ただし彼は高校生にして将来を有望視されるプロの将棋棋士。そんな…

回顧・2011 漫画編

とりあえずリスト化してみると(順不同、一部昨年読んだ作品も含む) 竹宮恵子『地球へ…』『SF短篇集 告白』 大和和紀『はいからさんが通る』『ヨコハマ物語』 いしいひさいち『現代思想の遭難者たち』『タブチくん』『バイトくん』(一部)『ノンキャリウ…

読んだ本

谷川史子『清々と』第1巻 少年画報社、2010年 (726.1?) 谷川史子『清々と』第2巻 少年画報社、2011年 726.1 伝統ある私立の女子高を舞台に、その学園生活を描いた作品。 第1巻のあとがきによると、作者が編集者からの「女子高モノ」を「黒髪」の主人公で…

入手した本

竹内好『日本とアジア』ちくま学芸文庫、1993年 121.6 谷川史子『清々と』第1巻 少年画報社、2010年 (726.1?) 谷川史子『清々と』第2巻 少年画報社、2011年 726.1 前田哲男『自衛隊 変容のゆくえ』岩波新書新赤版、2007年 392.1076 野村達朗『新書アメリ…

入手した本

長谷川如是閑『倫敦!倫敦?』岩波文庫、1996年 488p 293.33 馬場康雄・平島健司『ヨーロッパ政治ハンドブック』東京大学出版会、2000年 291p 312.3 岩田靖夫『いま哲学とは何か』岩波新書新赤版、2008年 212p 104 池波正太郎『鬼平犯科帳 二』文春文庫、新…