2020-01-01から1年間の記事一覧

日本学士院会員の日本学術会議会員経験について(第1分科の場合)

日本学術会議会員の任命を巡る一連の事態については、まず6名のみを任命拒否する際に学問業績や政治的・思想的言動への行政側の恣意的な介入があったとすれば到底許されることではないと考えますし、そういった点を説明するに足るだけの情報公開や公文書管理…

『ガ―ルズ&パンツァ― 最終章』第2話

割と最近になってようやく第1話を観たので、第2話はまたしばらくしたらレンタルで観よう…と思っていたところ、偶々検察庁法改正案反対のハッシュタグをツイートした水島努監督のところに似非保守の人々、それも某ガルパン協力者までが反論のツイートを寄せる…

検察庁法改正に関する公文書管理についてのメモ

黒川東京高検検事長の定年延長が閣議決定される →法的根拠は何かという批判が出る 国家公務員法の定年延長規定が検察官にも適用可能だという説明 →従来は適用範囲外という解釈だったではないかという批判が出る →小西参議院議員が国立公文書館で、解釈を記載…

『ガ―ルズ&パンツァ―』劇場版における「ニュルンベルクのマイスタージンガー作戦」を巡って

以前「はてなハイク」で2016年3月頃に書いていた内容の再録。 劇場版で西住まほが作戦名に「ニュルンベルクのマイスタージンガー作戦」と提案して「長い!」と一蹴されているシーンがあるけれど、あの作品はこのシリーズと通底する主題を扱っているので、なか…

『ガ―ルズ&パンツァ― 最終章』第1話

『大脱走』ネタが入っていると聞いて、そういえば未視聴だったと漸く観た。しかし2つ目の描写はすぐに分かるけれど、1つ目の描写で『大脱走』を最初に連想できた人は凄い。 個人的には2回目の視聴で気が付いた、作中のポスターに第一次世界大戦の某志願兵募…

『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』1997年

ピアース・ブロスナン版ジェームズ・ボンドシリーズの2作目。悪役はメディア王で情報操作による謀略を仕掛けてくる訳だが、1990年代後半なのでハイテク技術は専ら情報の収集の方で使われていて、発信自体は紙の新聞(印刷所で輪転機が廻っている側での格闘シ…