政治史

読んだ本 坂野潤治『明治国家の終焉』

坂野潤治『明治国家の終焉 1900年体制の崩壊』ちくま学芸文庫、2010年 257,4p 312.1 『大正政変』(ミネルヴァ書房、1982年)を改題・加筆訂正した物。予算問題を巡る政友会・元老・陸軍・海軍・国民党などの非政友派・貴族院など各政治勢力の動きを丹念に追…

読んだ本  山口定『ファシズム』

山口定『ファシズム』岩波現代文庫、2006年 311.9 ファシズムとは何かという問題を扱った入門書。1979年に有斐閣から刊行された物の増補版。イタリア・ドイツを初め日本・スペイン・ハンガリー等々の各国を運動・思想・体制の三つの面から比較分析しておりフ…

最近読んだ本(10月、11月)

第二インターナショナル関係 西川正雄『第一次世界大戦と社会主義者たち』(岩波書店、1989年)第一次世界大戦と社会主義者たち (世界歴史叢書)作者: 西川正雄出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1989/07/24メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブロ…

読んだ本(9月18日、19日)

毎日新聞政治部『政変』(1986年、角川文庫 後1993年、現代教養文庫)を読み終えた。1974年、田中角栄の辞意表明を受けてから「椎名裁定」によって三木武夫が首相・自民党総裁に指名されるまでの実力者らの動きを追った内容。ノンフィクションとしては比較的…