エッセイ

岡部ださく『世界の駄っ作機』

岡部ださく『世界の駄っ作機』大日本絵画、1999年 筆名岡部ださく、こと岡部いさくによる「世界の駄っ作機」シリーズの初巻。 しかしプラモデルさえろくにない機体の紹介をシリーズ化したモデルグラフィックス誌も大したものと言うか、初期の読者から実在し…

岡部ださく『世界の駄っ作機』2

岡部ださく『世界の駄っ作機』2 大日本絵画、2000年 岡部いさくについては、本や雑誌といった読書界隈よりも、最近ではウェブ界隈でのミリタリーやアニメに関連した領域における方が名前が通っているかもしれないけれども、編集者出身の航空機ライターとして…

『平和をつくる原理 小田実全集 評論第5巻』

『平和をつくる原理 小田実全集 評論第5巻』講談社、2010年 初出は小田実『平和をつくる原理』講談社、1966年で、内容的には1969年に出版された新版が収録されている。もともとは雑誌や新聞等に掲載された文章を編んだもので、講談社版全集のソフトな印象の…

マイク・ロイコ『男のコラム』1

マイク・ロイコ 井上一馬訳『男のコラム』1 河出文庫、1992年 これも、荻原魚雷の『古本暮らし』晶文社、2007年や『活字と自活』本の雑誌社、で紹介されていなかったら、古本屋の棚で見つけられなかったであろう一冊。本文は282頁しかないけれど、108円だっ…

岡崎武志『古本道入門』

岡崎武志『古本道入門』中公新書ラクレ、2011年 私見だけれども、古本に関する新書というのも、意外に少ない。岩波新書・中公新書辺りで決定版が出ていないし、岡崎をはじめ多くの古本本を出しているちくま文庫に対し、ちくま新書にも余り古本本は入っていな…

岡崎武志『古本でお散歩』

岡崎武志『古本でお散歩』ちくま文庫、2001年 そもそも古本に関する本を読んだことのある人間は、読書する習慣のある人の中で1割にも満たないであろうから、古本本を複数読んでいる当方などは古本本に関してはまあ一応は有段者だろうと思わなくはないのだけ…

荻原魚雷『書生の処世』

荻原魚雷『書生の処世』本の雑誌社、2015年 『本の雑誌』での連載をまとめた1冊…ただし初出時に比べると各回について平均5-6行分を削った、とのことで、これは毎月読んでいる訳ではない読者にとっては、少し気になる異同だ。出身地の三重県に帰省した際の話…

水谷優子『ケロリンな日々』

水谷優子『ケロリンな日々』メディアワークス、1995年1990年代、いわゆる「第三次声優ブーム」の頃に出た声優本の1冊、ということになるだろうか。ただ、他の女性声優たちのエッセイ集がいかにも「アイドル」色が強そうなのに比べると、結構3枚目の部分もあ…

読んだ本 岩城宏之『音の影』

岩城宏之『音の影』 文春文庫、2008年 299p 762.8 頭文字のABC順に作曲家を取り上げてその作曲家に関する話を綴ったエッセイ。当然だがアルファベット毎に濃淡はあり、数人まとめて取り上げて一回で終わってしまう頭文字もあれば、Bのようにベートーヴェン・…

読んだ本 9月

秦郁彦『実録第二次世界大戦』桃源社、1968年実録第二次世界大戦―運命の瞬間 (1968年) (桃源選書)作者: 秦郁彦出版社/メーカー: 桃源社発売日: 1968メディア: ?この商品を含むブログ (1件) を見る 秦郁彦『第二次世界大戦 鋼鉄の激突』中公文庫、1998年第二…

読んだ本・読んでいる本 8月から9月

読んだ本 竹宮恵子『竹宮恵子SF短篇集1 告白』(中公文庫コミック版、1996年) 726.1告白―竹宮惠子SF短篇集 (1) (中公文庫―コミック版)作者: 竹宮惠子出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1996/09/18メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブ…

読んだ本・読んでいる本 8月 その3

読んだ本 岩城宏之『棒ふり旅がらす』(朝日文庫、1986年)棒ふり旅がらす (朝日文庫)作者: 岩城宏之出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 1986/10メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (6件) を見る 一文一文に「パリ発」「メルボルン発」「ア…

最近読んでいる本・読んだ本 7月 その3

読んだ本 岩城宏之『指揮のおけいこ』(文春文庫、2003年)指揮のおけいこ (文春文庫)作者: 岩城宏之出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2003/01メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (18件) を見る 岩城宏之『フィルハーモニーの風景』(岩波新…