2015年の回顧と反省

今年は「はてなブックマーク」の活動の延長として、ダイアリーでもいくらか積極的に活動することが出来ました。

 id:DG-Lawさんの世界史教育に関する著作の書評とメモについては、著者であるDG-Lawさん御自身から過分なリプライを頂き、望外の結果を得ることが出来た企画となりました。

 もう1つ、DG-Lawさんのご紹介もあってはてなブックマークで「ホッテントリ」入りを果たした記事が、『ガールズ&パンツァー』劇場版に関する記事でした。こちらは映画評としても初めての記事だったにもかかわらず、当ダイアリーの反響としては最大の、46userからのブックマークを得ることが出来ました(12月31日現在)。劇場版を観た経験を振り返ることで、構想から執筆まで数時間というまとまりの悪い記事でしたけれども、ちょうどはてなでこの作品に関する需要が高かったこともあって、思いの他読まれた記事となりました。

更にもう1つ、ブックマークでも新着記事リストに載ったのは、数回にわたった従軍慰安婦に関する議論を行った記事でした。歴史認識については、ブックマークでは主要な主題の1つでしたけれども、このようにブックマークでの議論の余波でしかほとんど記事を書いていないので、今後はもう少し独立した記事を書いてみても良いのかもしれないと思っています。はてなには歴史認識を中心とするダイアリーもいくつかありますので、なかなか記事の需要が分からないという面もあるのかもしれませんけれども。

余り反響を得られなかった記事として、「書房日記別館 4期110話版 『艦隊これくしょん』構成表(仮)」は、『艦隊これくしょん』が史実に基づいた構成で、もしも『銀河英雄伝説OVA版並の話数をかけて製作されていたらという空想ネタですが、手間だけは前述の映画評よりも掛かった割に、ほとんど読まれないまま終わったようです。

書評ですと、小森健太朗・遊井かなめ編著『声優論』は書評としての出来は良くないものの、議論の問題提起としてはそれなりに色々と論点を提示出来たことに満足していただけに、id:Mukkeさんにお読みいただけたのは嬉しかったのですけれども、Mukkeさん以外からの反響を得られなかったのは少し残念に思っていました。

反響を云々言う程、記事自体の完成度や記事を提示する工夫を改善出来てもいないので、こういった点を反省点として挙げつつ、今年ウェブ上でお世話になった皆様に御礼申し上げて以上を今年の回顧記事と致します。来年もどうぞ宜しくお願い致します。