大島弓子『ダリアの帯』

大島弓子と言えば「グーグー」の印象が強すぎて(実際、グーグーしか置いていない書店やブックオフも少なくない)、実質的な大島弓子経験1冊目。

サマータイム」といい「ダリアの帯」といい、絵柄か何かから「若い男女の話」かと誤解したら強烈なSFで、またまた見つけたら自動的に買う漫画家が一人増えた。24年組の層の厚さたるや…。

個人的には「乱切りにんじん」の小萩とそのお父さんが好きで、読み返したくなる。