最近読んでいる本・読んだ本 7月 その2
読んでいる本
- 河上肇『貧乏物語』(岩波文庫、1947年 1965年・2008年に改版発行)
- 作者: 河上肇,大内兵衛
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1965/10/16
- メディア: 文庫
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読んだ本
今回は漫画ばかりです。
- アーサー・C・ドイル(日暮雅通訳)『シャーロック・ホームズ最後の挨拶』(光文社文庫、2007年)
シャーロック・ホームズ最後の挨拶 新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫)
- 作者: アーサー・コナン・ドイル,日暮雅通
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/04/12
- メディア: 文庫
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「最後の挨拶」と「事件簿」は手元に本が無かったこともあって、公共図書館と学校図書館で借りて一読して終わりにしてしまったので余り記憶が残っておらず、今回も表題作の「最後の挨拶」や「ブルース・パーティントン設計図」を除くと結末を忘れていたり事件そのものを忘れていた話が結構在りました。淡々と謎を解く過程を描くのではなく終盤に一つ動きをもってこようとしている印象。
- いしいひさいち『いしいひさいちの経済外論 ハイパーエディション』(朝日文庫、1995年)
いしいひさいちの経済外論―ハイパー・エディション (朝日文庫)
- 作者: いしいひさいち
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 1995/09
- メディア: 文庫
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宮沢喜一・海部俊樹・竹下登・中曽根康弘と歴代の自民党出身首相が出てくるネタなのに黙殺されている宇野宗佑が哀れと言うか何と言うか。政治に関しては市川雄一と村山富市が揉めている話が在ったりと連立政権時代の話が多いのだが、登場する政治家の中で今日でも一線で活動しているのは小沢一郎くらいか。
- 幸村誠『プラネテス 1』(講談社、2001年)
- 作者: 幸村誠
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/01/20
- メディア: コミック
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以前読んだ時には「荘子のような思想だなあ」と思ったものですが、今回初めて読んだカバーの作者の言葉に宇宙の語源に関して『淮南子』が取り上げられていてなるほどなあと思ったり。再読なので全4巻の割には意外と展開がゆっくりしていると感じさせられた。
- 佐山哲郎原作、高橋千鶴『コクリコ坂から』(角川文庫、2011年)
- 作者: 高橋 千鶴
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/07/10
- メディア: コミック
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- 作者: 高橋 千鶴
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/06/23
- メディア: 文庫
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一読するとアニメーション的な表現が活かされそうな場面が多い訳ではないと思うのだけれど、だからこそこれを原作にアニメーションを作ろうという発想が生じるのかもしれない。冒頭部の場面での主人公が一番印象的なのでそこがアニメ版の予告やらこの文庫の表紙のイラストやらになっているのは納得(服装は全然違うのでその辺りから既に翻案は始まっているらしい)。
- 高橋亮子『坂道のぼれ! 1』(双葉文庫、1998年)
- 作者: 高橋亮子
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 1998/08
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- 高橋亮子『坂道のぼれ! 2』(双葉文庫、1998年)
- 作者: 高橋亮子
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 1998/08
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- 高橋亮子『坂道のぼれ! 3』(双葉文庫、1998年)
- 作者: 高橋亮子
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 1998/08
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3巻については買ったことをメモする前に読んでしまった訳ですが、まあ良いか。最初に表紙の絵柄から想像した印象よりも重い話。
少女マンガ史には詳しくないのでほとんど推測の域に留まるのだが、本来この二つの作品が纏めて論じられたり比較されることはおそらくそう多くは無いと思う。が、たまたま前後して読んでみると色々と比較出来そうな組み合わせという気がする。主題から設定から絵柄から筋書きから、似ている部分と異なる部分とが色々在るので。