2015-12-28から1日間の記事一覧

大島弓子『ダリアの帯』

大島弓子『ダリアの帯』白泉社文庫、1996年 大島弓子と言えば「グーグー」の印象が強すぎて(実際、グーグーしか置いていない書店やブックオフも少なくない)、実質的な大島弓子経験1冊目。「サマータイム」といい「ダリアの帯」といい、絵柄か何かから「若…

手塚治虫『火の鳥 鳳凰編』

手塚治虫『火の鳥 鳳凰編』朝日ソノラマ、1978年 現在一番入手しやすいのは、手塚治虫全集版か、角川文庫版か、どちらかしら。黎明編・未来編・ヤマト編・異形編・復活編は繰り返し読んだ割に、シリーズ中屈指の傑作と称される鳳凰編は、実は15年ぐらい前に…

マイク・ロイコ『男のコラム』1

マイク・ロイコ 井上一馬訳『男のコラム』1 河出文庫、1992年 これも、荻原魚雷の『古本暮らし』晶文社、2007年や『活字と自活』本の雑誌社、で紹介されていなかったら、古本屋の棚で見つけられなかったであろう一冊。本文は282頁しかないけれど、108円だっ…